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オーストラリアの首都

オーストラリアの首都キャンベラは、オーストラリアの南東部、ニューサウスウェールズ州地域内に位置する人口34万人(2008年)の都市です。
ACT(Australian Capital Territory=オーストラリア首都特別地域)と呼ばれるオーストラリア連邦の直轄地であり、独自の行政区となっています。

オーストラリア連邦として、1901年にイギリスから独立した時、メルボルンとシドニーが、首都の座をめぐって激しく対立しました。
そこで、折衷案となったのが、メルボルンとシドニーを結んだ直線上の中間地点に、首都を建設することでした。
なんともユニークな発想によって決められたオーストラリアの首都は、1911年に、建設が始められました。

そして、1913年、オーストラリアの首都は、先住民のアボリジニ語で「出会いの場」という意味の「キャンベラ」と命名されました。
1927年、臨時首都メルボルンから遷都され、キャンベラは名実共に、オーストラリアの首都となりました。
全く何もない原野に首都を築く。。そんなオーストラリア人の大胆なアイディアには、感服せざるを得ません。
設計を担当したのは、137人の中から選ばれたアメリカ人の建築家ウォルター・バーリー・グリフィン。
彼は、サウス・キャンベラとノース・キャンベラを分かつ人造湖「バーリー・グリフィン湖」に、今もその名を留めています。

緑豊かなガーデン・シティの首都には、パーラメント・トライアングルと呼ばれる三角形のエリアがあり、オーストラリアの重要機関が全てここに収められています。
三角形の頂点のひとつキャピタル・ヒルには国会議事堂が建ち、近くには、連邦最高裁判所や国立美術館、国立図書館、国立科学技術センターなどがあります。
パーラメント・トライアングルの底辺の中央から、オーストラリア戦争記念館まで延びているのが、「アンザック・パレード」と呼ばれる大通りです。
道の両側には、オーストラリアが関わった戦争の記念碑が建てられ、4月25日(アンザック・デイ)には、毎年パレードが行われます。
また、戦争記念館には、第2次世界大戦の時の日本軍に関する展示物もあり、日本とオーストラリアの歴史を学ぶことができます。
戦争記念館の裏手にあるマウントエインズリーは、キャンベラ市内が一望できる絶好の場所です。

日本からキャンベラへの直行便はありませんので、シドニーかメルボルンからの飛行機での移動が便利です。
飛行時間は、シドニーから約45分、メルボルンから約1時間です。
キャンベラへの旅行は、9月後半から10月前半のフラワーフェスティバルの時期がオススメです。


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