オーストラリアの永住権

勘違いされがちなことですが、永住権は市民権とは違います。
ですから、オーストラリアの永住権を所有していても、オーストラリア国民ではありません。
永住権取得後、2年が経過すると、市民権を申請する資格が得られます。
しかし、仕事や里帰りなどで、日本とオーストラリアを行ったり来たりする場合は、日本のパスポートの方が便利です。
また、永住はしたいけど、国籍を変えることには抵抗があるという人も多いようです。
私自身も、その中の一人で、オーストラリアの永住権を保持しつつ、国籍は日本人のままです。
選挙権と被選挙権がないこと、国家公務員になれないことを除けば、永住権と市民権は同等の権利が与えられます。

では、オーストラリアの永住権を取得すると、どのようなメリットがあるのか具体的にご紹介しましょう。
まず、メディケア(国民健康保険のようなもの)の加入が可能になり、目と歯以外の医療費がカバーされます。
そして、失業保険の給付資格が得られます。
これら2点の保障があることで、オーストラリアでの生活の安心感がグンと大きくなります。

次に、オーストラリアでの不動産売買の購入制限がなくなり、中古住宅も購入できるようになります。
また、初めて住宅を購入する時には、政府から補助金のサポートが受けられます。
補助金は、新築物件で14,000豪ドル、中古物件で10,500豪ドル(2009年10月現在)です。

さらに、求職活動が有利になることも、永住権の大きなメリットのひとつです。
オーストラリアの求人広告には、「永住権保持者優遇」と書かれていることが多々あります。
それから、ビジネスビザなどとは異なり、職種や企業も自由に選べます。
もしも、就職のためにスキルを身につける必要があれば、安い授業料で、TAFE(公立の職業専門学校)に通うことができます。


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