『地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から引き継がれた貴重なたからもの』が、世界遺産です。
ユネスコの世界遺産条約では、貴重なたからものである文化遺産・自然遺産を守り、次世代に伝承していくことの大切さを提唱しています。
オーストラリアでは、次の17件が世界遺産に登録されています。
( )内は、世界遺産に登録された年です。
●グレートバリアリーフ (1981年)
●カカドゥ国立公園 (1981年)
●ウィランドラ湖地方 (1981年)
●ロードハウ島グループ (1982年)
●タスマニア原生地域 (1982年)
●ゴンドワナ多雨林オーストラリアの中東部(1986年)
●ウルル-カタジュタ国立公園 (1987年)
●湿潤熱帯地域クイーンズランド州 (1988年)
●シャーク湾、西オーストラリア州 (1991年)
●フレーザー島 (1992年)
●オーストラリアの哺乳類化石サイト( リヴァーズレー / ナラクート )(1992年)
●ハード島とマクドナルド諸島 (1997年)
●マッコーリー島 (1997年)
●グレーターブルーマウンテンズ地域 (2000年)
●パーヌルル国立公園 (2003年)
●王立展示館とカールトン庭園 (2004年)
●シドニー・オペラハウス (2007年)
オーストラリアの世界遺産として、一番新しく登録されたのがシドニー・オペラハウスです。
オペラハウスは14年の歳月をかけて1973年に完成した、オーストラリアのシンボルとも言うべき建造物です。
オペラ専用劇場のデザインは世界中で公募され、世界32カ国から応募が寄せられたそうです。
その結果、選ばれたのが、デンマークの建築家ヨーン・ウッツォンの斬新なデザインでした。
ヨットの帆や貝殻を連想させるシドニー・オペラハウスのユニークな外観は、世界遺産と呼ぶに相応しい、20世紀の偉大な建築と言えるでしょう。
まさに、オペラハウスを見ずして、オーストラリアを語るなかれです。
そして、シドニーから、日帰りで楽しめる世界遺産が、グレーター・ブルー・マウンテンズ地域です。
オーストラリア大陸南東部のグレーター・ブルー・マウンテンズ地域は、8つの国立公園からなる世界遺産です。
この地域には、世界の13%に当たる91種類ものユーカリが生い茂っています。
ユーカリは、大気中に水色のガスを放出することが、ブルー・マウンテンズの名前の由来です。
世界遺産・グレーター・ブルー・マウンテンズ地域は、オーストラリアの東海岸と内陸とを隔てるグレート・ディバイディング山脈の一部です。
雄大な渓谷や滝、洞窟などの変化に満ち溢れる地形をユーカリの大森林が覆い、壮大なスケールの自然を鑑賞できます。
青霧の中に浮かぶ、伝説の奇岩「スリーシスターズ(三姉妹岩)」も、どうぞ〉お見逃しなく!